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teamリバレントが好きから始まったゲーム好き女子がeスポーツを紐解く

第4回スプラトゥーン甲子園2019 オンライン代表決定トーナメント 出場チーム

 


12月22日、23日にリーグマッチで行われたオンライン大会予選でリーグパワーの高かった各日上位4チーム、計8チームによるトーナメント戦である。

 

オンライン大会ルール



 

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トーナメント表に基づいて、上から順に説明しよう。

 

1日目 1位 《農業boys》

メンバー ましゅー shou
りーふ てんととん

 

1日目の第1位でもある農業boys。「旭農業高校」として活躍するチーム。昨年のオンライン大会にてLibalent Caramari(リバレント カラマリ)が出した2718.2を超える2718.9と言うリーグパワーを叩き出した。2日目にも参加し、2714.6と言う安定したパワーで同日1位を獲得した。【ましゅー】選手と【shou】選手の前線力は対面する相手を一網打尽するが、ナワバリでその実力を見せられるのかが見ものとなった。

 

 

2日目 4位 《ウルトラリベンジャーズ》

メンバー はんじょう その
りうくん かよたそ

 

2日目の第4位はウルトラリベンジャーズ。前作よりローラーを使い会場を沸かせるパフォーマンスも得意とする【はんじょう】選手がこのチームの特徴だろう。控えめにしているが、昨年行われたRAGEスプラトゥーン大会で優勝経験のある【かよたそ】選手もこのチームの1人である。ローラーを使用する【はんじょう】選手をどれだけ活躍させられるかがウルトラリベンジャーズの勝機に繋がるだろう。

 

 

1日目2位 君の瞳にハイパープレッサー

メンバー リト♭ わさビーフ
ターボー ある

 

1日目2位を獲得した君の瞳にハイパープレッサー

Xパワー2900を超えた選手がいるこのチーム。【ある】選手のハイパープレッサーの決定力に加え、【ターボー】選手のパラシェルターは使い手の中でもかなり有名である。また、”チャージャー”、”H3D”、”傘”と言う安定的な編成は、対抗戦などでも良く見るようになったが、このチームがきっかけである。互いにフォローし合える環境を作り出せるかどうかが肝になるだろう。

 

2日目3位 Today 

メンバー なまやけ いなこ
いくら しなぽっぽ

 

2日目3位となったToday。リーグマッチ予選では、スパイガジェットベッチューとキャンピングシェルターと言う異色の”シェルター2枚編成”ではあったが、ナワバリではどんな編成でくるのか楽しみである。

 

 

1日目3位 ハイパービーム

メンバー ミルクレープ しめぴぃ
テルミ けいとぅーん


1日目3位のハイパービーム。 

特徴は【テルミ】選手のパブロだろう。自由自在に動き回りながら前線を荒らし、かつ生存力にも長けたパブロを使いこなす【テルミ】選手。全員がXパワー2700を超えるハイレベルなメンバー。パブロで敵の注意を引きつけている間に、中後衛がしっかりと前線を押し上げられるかがポイントになってくるだろう。

 

 

2日目2位 Cool&Cool

メンバー ばぐちゃん 反射神経
うどん店長

のりすけ

(【ばぐちゃん】選手=【むしきんぐ】現在使用している名前は大人の事情で公式大会では使用しなかったようだ)

 

2日目2位のCool&Cool(くるくる)。

全国大会の出場権を獲得しようとひたすらに応募していたCool&Cool。やっと0回戦を突破したその喜びを、オンライン大会で発揮して欲しいと願ったファンは多かったのではないだろうか。【うどん店長】のチャージャーに加え、前線をクアッドで荒らす【反射神経】選手を抑える必要がある。

 

 

1日目4位 Libalent Caramari

メンバー くろすっω・)つ あとばる
ぴょん 2438学園

 

1日目4位だったLibalent Caramari

昨年のオンライン大会では惜しくも準優勝となり、昨年の王者GGBOYZに負ける悔しい思いをしてきたこのチーム。チャージャー使いの【ぴょん】選手を抑えようとすれば、中衛役の【あとばる】選手のカバーが入る連携力のあるLibalent Caramari。この強豪揃いのトーナメントでその力を出し切ることが出来るだろうか。

 

 

 2日目1位 今宵天空に遊ぶ

メンバー ぱいなぽ~ 7ちゃん
ninniku T-bou

 

2日目1位の座を獲得した今宵天空に遊ぶ

ブラスター使いでもあり、かつRAGE優勝経験のある【ぱいなぽ〜】選手。N4として数々の大会でその名を広めた【ninniku】選手の前線力と【7ちゃん】選手のカバー力は侮れない。しかし、そんな前線を差し置いてチャージャーの有り得ないキルをする【T-bou】選手が睨みを効かせると言う、それぞれの個人能力の高さをチームとして活かせるかどうかがポイントかもしれない。

 

 

 

大会ステージ

 

Libalent Caramari --リバレント カラマリ-- が好かれる理由

いや~闘会議、熱かったですな。

スプラトゥーン甲子園に、CoDのCWL日本代表決定戦とゲームに関連した1日でしたww

 

第1回CWL日本代表には、Libalent Vartex--リバレント バーテックス--が日本一に輝き、1枚のチケットを無事に手にした試合は、元メンバーでもあるニコちゃん選手が強過ぎて、冷や冷や手に汗握る試合で会場を沸かせてくれました。

 

 

 

 

一方、予選大会で惜しくも敗退し、後日行われた敗者復活とも言えるオンライン大会で25,000応募の強豪揃いの中、優勝し最後の全国大会への切符を手に入れたLibalent Caramari--リバレント カラマリ--(以下、LC)

 

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参照:

 

苦手とされるオフライン大会で、どこまで戦えるかがファンの間でも楽しみの1つとなった。

 

2ブロックに分かれトーナメント形式にて戦われた「第4回スプラトゥーン甲子園2019」の考察は次回に持ち越そう。(頑張ります・・はい・・)

 

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参照:

 

選手紹介で大いに会場を沸かせたLC

現役のよしもとクリエイティブエージェンシー所属芸人でもある2438学園がいる事もあり、登場シーンは全16チームの中でも一際目立った存在であった。

 

 

 

プロである以上、勝てる事が必須(個人的にはそれだけじゃないと思ってる)になる訳だが、シルバーコレクターでもあるLCが、なぜこれほどまでに好かれるのか。

 

 

好まれる人間性

当たり前ではあるが、ガチマッチなどの対戦中でもあまり味方批判をしない4人である。(勿論、時と場合による)それでも、配信の中で声を荒げ、味方に対する暴言よりも、「自分があの時こうすれば勝てた」「あそこで助けてあげられなかったのが敗因だ・・・すまん、味方・・」と自分自身への反省へと切り替える。観ている側としても安心して観ていられるわけだ。

編集でどうにかすることが出来ないライブ配信を多くするプロゲーマーは多くいるが、常に周りに観られている!という事に、人一倍敏感であると言う意識が無いと中々出来ないものである。

 

 

誠実過ぎる素直さ

12月1日に行われた北陸大会。

儚くも1回戦で敗退した。プロとして期待されていた事もあり、その結果は会場内もSNS内でも多くの悲鳴が聞こえた。それは、もちろん彼等にも届いている。

その日、彼等はライブ配信を利用し、応援してくれたファンへの謝罪を行った。

 

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--負けが決まり中々動けない2438学園--

 

 

期待してくれたのに…、応援してくれたのに…、プロなのに…。

 

彼等の言葉に、配信のコメント欄は少なくも荒れた事は違いない。結果を出せなかった事への謝罪は、涙声を滲ませた。その翌日には解散説が飛び交う程……。(この時点でのオンライン大会の開催は未定であり、多くのファンが願っていた)

それでも彼等が謝罪を込めた配信は、少なくもファンの心に響いていたのだ。

 

興味本位で閲覧しただけの人もいただろう。

もちろん、本当に応援していてあの結果に満足しなかった人もいただろう。

5人目のメンバーとして、同じ様に悔しさを滲ませた人もいただろう。

 

否定的なコメントや言葉が上がると分かっていて、それでも結果を出せなかった事への謝罪と悔しさを、震える言葉にして配信したのには、応援してくれた人への信頼と感謝しかなかったからだ。誠実で、真っ直ぐなその言葉は、多くのファンを増やしたきっかけともなった。

 

 

大きく成長する過程

元々、彼等4人は最強集団と言っても過言ではない。

ブラスターを使いこし、小さな塗りの潜伏から敵を落とすくろすっω・)つ

H3チェリーを世に広め、正確なエイムで敵を殲滅する中衛立場のあとばる

チャージャーと言う難しい武器を、チャージャーキープと共に前線で撃ち落とすぴょん

大きな視野で確実性を取りに行くカバーの2438学園

 

 

 





そんな4人ではあるが、アドバイザーになる前のふーみそんはその欠点をいち早く見付け出した。

 

「このチームは2438学園が前線に出なきゃ負ける。個体で強い4人だからこそ、チームとして動かす必要ある。」

 

盤面を見る力がある4人。だからこそ、"キルを取って人数有利が作れれば勝てる"と言う意識は、中々抜け出せなかった。良く言えば対面力の強さをゴリ押し出来る。ただ、それは悪く言えば連携力の無さにあった。唯一、2438学園だけは対面力に自信の無さがあり、維持力に長けていた。カバーし合う事は出来る。それは出来るだけであって、個人の高い能力と味方への信頼の無さの表れであった。

度重なるアップデートは彼等の勝利を少しずつ減らして行った。それは同時に彼等の強みを消して行く事になる。勝てない事を誰かのせいには決してしないが、心のどこかに勝てない事に対する逃げが生じてしまっていた。

 

今回の北陸大会での負けは、彼等を大きく成長させるきっかけになったと言っても過言ではない。

オフライン大会が開催されると決まった後、12月某所。再び勝つために顔を見合わせる事になった。何度も顔を見合わせているとは言え、仲間の癖や仕草、性格も踏まえて実際にゲームのプレイ画面を見ながら戦略的かつ戦術的に仲間を知れる良いチャンスになったようだ。

それ以来の対抗戦(オンラインによるチーム対抗での試合)はあまり配信されなかったが(オンライン大会を控え、情報漏洩を懸念していた為)、オンライン大会の公式放送では、明らかに4人の動きは今までとは違ったものになっていた。それは、ファンが配信で観てきた今までとは格段に違い、互いにフォローし合い、互いに声を掛け合っていたのだと、その後本人達が公開したオンライン大会決勝戦の動画により改めて感じた。

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参照:@kong_2438gakuen

 


 

 

くろすっω・)つ選手のリーダー力は、試合を重ねるにつれ仲間への安心へと変わった。

あとばる選手のキル脳は、仲間を信頼する事で確実な勝利へと導かれるようになった。

あれだけ物静かで、本来LCの柱となる最強後衛にも関わらず自分の意見を言えずに来たぴょん選手が、チームの雰囲気を作った。

前線役として必要とされてきた技術は、周りの否定的な声に変えたにも関わらず、その強い信念で今やチームにとって間違いなく必要な選手へと変貌を遂げた2438学園

 

 

彼等を身近に感じながらも、ファンを大切にし、その成長をこの目で実感出来る事こそが、LCに多くのファンが付いた大きな要因とも言える。

スプラトゥーン甲子園2019 出場者 一覧

 

 

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東海地区代表DAY1 ボールド半端ないって

【対面力半端ないって!】

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連携力の高さもさることながら、土壇場の対面力で激戦を制してきたチーム。射程の差をものともしないエイムと連携で、“憧れのチーム”として挙げていた前年の東海地区王者・イノセンスを破って準決勝を制し、その勢いのまま優勝を勝ち取った。ラストのキューバンボムピッチャ、半端ないって! メンバーは、りる、トゲ、ひろじゅん、はるき〜♪

引用:ファミ通.com

3名が15歳でもう1名が14歳と、出場チームの中ではかなりの若さ・・・。

その若さで押し切れるのか?はたして、チーム名になっている武器は登場するのか?

 

 

 

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東海地区代表DAY2 私を闘会議に連れてってネオ

【有言実行】

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 試合開始直後の速攻に定評があり、まず前線に出てラインを確保した後、前線維持と自陣塗りのふた手に分かれる戦術が特徴。決勝のステージ選択時に、仲間から「どこでもええぞ。俺たちが連れて行ってやる」と熱いコメントもあり、まさにチーム名通りの闘会議行きを決めた。ちなみに、「私が闘会議に連れてって」と言っているものの、リーダー自身の力も高い。メンバーは、おせんべい、きょう、のすけ、ポチ産。

引用:ファミ通.com

 打開力とカバー力の高いこのチーム。

予選大会では、互いにフォローし合う連携力を見せた。

チーム名の通り、”闘会議に連れてって”くれた訳だが、大舞台でどこまでその連携力を見せられるか見物だ。

 

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四国地区代表 Sengoku Gaming

【刹那の見切り】

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地区大会の決勝戦では、強敵“やのっち監修「メロンの海苔塩風味Mild仕立て」”の勢いが凄まじく、初戦を完全に抑え込まれてしまう。2戦目も終盤まで“ピンチ”の文字がついてしまうほど追い込まれるが、リーダーのむらりん選手が「ワンチャンを掴むしかなかった」と語った、残り20秒のアメフラシをきっかけに相手の前線を後退。さらに、攻撃を畳み掛けて相手を3落ち状態にして、勝利をつかみ取った。メンバーは、むらりん、イヤホンジャック、IXIA、はだお。

引用:ファミ通.com

 むらりんと言えば、傘(シェルター)使いとしても、ターボ―さん、えふわんけーきで出場のミリンケーキ選手と肩を並べる程。フェスで一傑に入賞した事も。

また、プロゲーミングチームでもある”Sengoku Gaming"。メンバーを入れ替え、元DNG所属のはだお選手も在籍し、今回の甲子園に挑む。

 

 

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北関東地区代表 ふれんずおんおんふぁいたぁず

【変幻自在のブキで友を待つ】

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チームの特徴は、4人全員がステージに合わせて、ブキ編成を大きく変える柔軟性。とくに最年少のけんけん選手(12歳)は多彩なブキを使いこなし、仲間とともに硬軟自在の戦術で、相手に勝ちパターンを確立させない動きを見せる。のちに近畿地区大会の代表となるおたん選手が、チームの名付け親。北関東地区大会時点では、おたん選手は別大会で敗退をしている状況だったが、リーダーのじゅじゅ選手は、「必ず全国に来ると思っているので、先に全国で待ってます」と、熱い想いを伝えた。メンバーは、じゅじゅ、ふれんず、もも、けんけん。

引用:ファミ通.com

ステージに合わせて武器を持ち替える事は良くあることではあるが、このチームは変幻自在に武器を持ち替える事で相手の意表を突く、意外性がかなり高い。

今回全国大会に出場するチームの中でも断トツで、多くの武器を使用した。その意表性・意外性で対戦チームを翻弄することが出来るかどうか。

昨年行われたE3 2018に北米代表チームの一員として参加し、今回出場する上位勢の中でも前作スプラトゥーンから繋がりのある”fuzzy(ファジー)”選手が甲子園会場に現れ、会場が騒然となったとか・・・(?)

 

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東北地区代表 Glory

【コメント力X‐エックス‐】

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 「練習量だけはどのチームにも負けない」と話すチームだが、じつは4人目のうらちゃん選手が、直前で別の選手に代わって加入するといった変更があり、4人で揃った練習は2日のみだった。しかし、3人の練習量に裏打ちされた実力を見せ、見事に代表を勝ち取った。「優勝の2文字、手にします」、「(準決勝に)決勝で言うセリフを考えておきます」など、リーダーのコメント力がとにかく高く、全国決勝大会でもそのコメントに期待が高まる。メンバーは、べーやん、たけ、ばなな、うらちゃん。

引用:ファミ通.com

 対戦相手の状況を瞬時に判断し、誰を落とす(倒す)べきかを冷戦に判断し、相手チームに好きな動きをさせないようにと、判断力・対応力に長けたチームであることは間違いない。気付けば”Glory"の手の中で制圧されている。涙脆いリーダーの勝利のコメント力にも期待したい。

 

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信越地区代表 えふわんけーき

【ナワバリ四天王】

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 フェス1傑の3人と、フェス2傑がひとりという、とにかくナワバリバトルを熟知したチーム。それぞれの力量もさることながら、信越地区大会ではとくにku選手のジェットパックやスプラマニューバコラボが威力を発揮し、相手を封じ込めた。対面力、ナワバリバトルの実力ともに隙のないチーム。余談だが、圧倒的な力量を見せつけられ、一方に偏らない解説を心掛けるのがいちばん辛かったチーム。メンバーは、ミリンケーキ、れんたな、ku、れき。

引用:ファミ通.com

 ゲーム実況配信者としても有名な4人が集まるこのチーム。ミリンケーキ選手はDNGに唯一残るプロスプラプレイヤーだ。れき選手は”ジェットスイーパーカスタム”を使いこなす唯一の選手かも知れない。また、ku選手の”ジェットパック”は歓声が上がるほどに熟練されている。そこにバケツ使いとしても有名なれんたな選手が前線を荒らし、カバーが入る。えふわんけーきが主導権を握ればしっかりと制圧される。大型アップデートにより、持ち武器を変えるのかどうかも楽しみだ。

※ちなみに”えふわんけーき”の”えふわん”は「フェス(Fes)1傑」の”えふわん”である。ミリンケーキ選手は1傑には届かず2傑止まりの為、”けーき”となったそうだ。

 

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【バッテラの化身】

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 準決勝で前年の近畿地区優勝チーム“万事屋”、決勝で前年の九州地区優勝選手を擁する“イカニンジャーズ”を、攻撃力でねじ伏せるように撃破した。ステージに合わせてブキを変える柔軟さを持ちながらも、スクリュースロッシャーを使うろんつ選手はほぼ変わらず。スクリュースロッシャーを中心にした、連携を活かしたチーム編成が光る。中国地区大会ではバッテラストリートを4連続で引くという恐るべき運を持ち、決勝のステージ選択カードでは“逆位置(上下逆さま)”のバッテラストリートを引くというオチも見せた。メンバーは、まぎえーす、ろんつ、バズ、ひいらぎ。

引用:ファミ通.com

 9試合中5戦をバッテラで過ごしたこのチーム。このチームもまた、ゲーム実況配信者として多くのファンがいる。ハイカスの”まぎえーす”、洗濯機の”ろんつ”、スピナー使い”バズ”、最強前線の1人”ひいらぎ”。多くの大会でもそれぞれが実績を残して来た。今回そんな4人が集まったとなれば、バッテラに愛されるのも分かる気がする。

全国大会では、別のステージで輝く4人が見れるのか、はたまた再びバッテラに愛されるのか。

 

 

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北海道地区代表 四神乱舞

【新・北の王者】

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 前年まで北海道地区大会を連覇していた“ばぼにゃんず†”を破った、新たな北の王者。リーダーのホクサイが相手チームの注目を集め、かき回すスタイルが特徴的。しかし、注目を集めつつも、すぐにはやられない生存能力の高さを見せ、とくにハコフグ倉庫ではホクサイベッチューでウルトラハンコを活用する動きを発揮した。ステージに合わせてブキを大きく変えても、崩れない連携力を持つ。メンバーは、アト、ぎゃんぐーん、らすく、てぃ。

引用:ファミ通.com

 注目を集めた”ばぼにゃんず†”を4回戦、4.1%と言う僅差で勝利した”四神乱舞”。

”アト”選手の使うホクサイが相手を翻弄し、3人が塗りを作り前線が上がるとそこからは相手に打開をさせない制圧力が高い。味方が落ち人数有利を作られても、後衛武器(クーゲルヒューなど)が攻撃の手を休めることはなく、その間にしっかりと味方が復帰するという連携力も見えられるだろうか。

 

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九州地区代表 SpRush!!

【情熱の勝負師】

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 第2回九州地区大会、そして第2回全国決勝大会準優勝の“Splife”のメンバーを擁する“SpRush!!”。第2回スプラトゥーン甲子園では、地区大会準優勝までが全国決勝に出場できたが、手に入るユニフォームは練習用の真っ白なものだった。そんな“SpRush!!”と決勝で対峙したのは、小学生日本一チームに輝いた “APOLOZ”。どちらも高い対面力で譲らない中、“SpRush!!”は仲間をカバーし合う連携で“APOLOZ”を上回り、念願の優勝。正ユニフォームを獲得した。メンバーは、ぱーく、まめでん、みじこ〜ん、だぶ。

引用:ファミ通.com

 制圧が得意なチームは打開をせずにゲームが終了するというのは良くあること。打開を得意をするチームは、その後の制圧力が欠けてしまうこともある。しかし、このチームはしっかりと打開し、それを維持し、圧力を掛け、相手の打開のきっかけを崩して行くと言う、バランスのとれたチームである。第2回九州大会の準優勝したリーダーがどこまでチームを引っ張れるか楽しみである。

 

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北陸地区代表 Anti Pop

【甲子園オールスター】

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 第1回全国決勝準優勝の望月もち選手を始め、各地区大会の優勝経験者を抱える強豪チーム。自分たちを“努力の天才”と呼ぶように、ときにはぶつかり合いながらも、とにかく練習を重ね、1回戦から2回戦のあいだが空いた北陸地区大会で、その空白期間を活かして、さらなる進化を遂げた。その結果、北陸地区大会では無敗のまま優勝。ユニフォーム複数枚持ちのメンバーで、悲願の全国決勝優勝を目指す。メンバーは、望月もち、でんちゃん、zatto、Deslotu5。

引用:ファミ通.com

 台風の影響で、前半後半の2日間になった北陸大会。

この2ヶ月の間に2度のアップデートが入った。そんな中でも落ち着いていたのが甲子園常連の”Anti Pop”のメンバーだ。リーダーの”望月もち”選手はその実績もあってか、現在はフリーライターとしてゲームに大きく関わっている。予選では無敗の状態で全国大会に臨む。

 

 

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沖縄地区代表 HKKM

【南国産 大人の連携力】

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 多忙な中、練習時間を捻出し、有給を使って甲子園に挑んだという社会人チーム。地区大会優勝選手を抱える、決勝の相手“夢色☆ドリ~マ~ズ”から「こんなに連携が強いチームは見たことがない」と言わしめるほどの練度が優れた動きで、大きく崩れない特徴を持つ。ハイドラントカスタムやデュアルスイーパーカスタムなど、長射程で相手を牽制しつつ、クアッドホッパーやバケットスロッシャーで相手陣地をかきまわす。メンバーは、みーくん、koutalou、haya14busa、かみな。

引用:ファミ通.com

前回の甲子園全国大会に2人が出場していた”夢色☆ドリ~マ~ズ”。新武器や新スペシャルを巧みに使いこなす相手に打開のきっかけを作れずに決勝初戦を落としてしまった”HKKM"。2戦目も依然押される形になっていたが、落ち着いてカバーし合いながらじわじわと盤面を塗り替え、わずか1.9%差で逆転をしていく打開力の強さと、”終盤にしっかりと打開すれば勝てる”と言う冷静な判断が勝利に繋がった。

有給を利用して参加した社会人チーム独特の冷静さが全国大会でも見られるかが見ものだ。

 

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関東地区代表DAY1 ヘラリスト

【てっぺんチャージャー】

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 正確なエイムでつぎつぎと相手を撃破するスプラチャージャーを軸にしたチーム。準決勝のザトウマーケットで0.1%差の勝利をもぎとり、決勝では2戦連続で勝利を収めた。その勝因は、スプラチャージャー、そして、ハイパープレッサーの正確なエイム。インタビューでリーダーみずから、自分のチームの特徴として「チャージャーが強い」と挙げるほどの信頼を持ち、直線の長いステージでは、射線が見えるだけで脅威になるだろう。メンバーは、たーぼう、おかちゃん、ちゃーふ、みづき。

引用:ファミ通.com

 128チームを勝ち抜いた”ヘラリスト”。準決勝ではわずか0.1%差で勝利した。オフライン大会を勝ち抜いて来た全国の猛者達の中でも、特徴なのはやはり”チャージャー”だろう。射線が見えるだけで相手に圧をかけてしまう。それをくぐり抜けて来ても、しっかりと仲間のカバーが入る。打開も出来れば、制圧も出来る。信頼し合う仲間からの期待を正確なエイムで撃ち抜けるか。

 

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関東地区代表DAY2 GGBOYZ

【King of Splatoon

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 言わずとしれた、第3回スプラトゥーン甲子園のチャンピオンで、日本一にとどまらず、世界大会でも世界一を獲得したチーム。リーダーのダイナモン選手は4年連続全国決勝大会に出場する皆勤賞となる。第4回大会では、チームの戦術、練度はさらに高まり、自陣を守りつつ相手陣地を汚すという、ナワバリバトルの基本であり理想の姿を、あまりに忠実に再現する。メンバーは、ダイナモン、たいじ、えとな、やまみっちー。

引用:ファミ通.com

 前回甲子園での優勝も、E3大会での優勝も、昨年はどちらも手にした現在のスプラトゥーン界最強の4人である。前線を荒らし、相手を翻弄するGGBOYZ最年少の”やまみっちー”選手。後衛でまるで門番のように構える”ダイナモン”選手は全3回の優勝者である。

 

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近畿地区代表DAY1 シャボンバース

【執念のナワバリ】

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 リーダーのおたん選手は、ガチマッチをプレイした記憶が遠い昔と言うほど、ナワバリに特化した練習を行ってきた。第4回スプラトゥーン甲子園で観戦、出場含め、幾度かの参加をしたものの、優勝にはいたらず。むしろ、チーム名をつけた“ふれんずおんおんふぁいたぁず”のほうが先に優勝を決めてしまっていた。しかし、諦めることなく、練習を重ねた成果を仲間とともに発揮。執念で近畿地区大会Day1優勝の夢を勝ち取った。メンバーは、おたん、いくた、レン、ふーらむん。

引用:ファミ通.com

 ふれんずおんふぁいたぁずの名付け親でもあるリーダー”おたん”選手。128チームを勝ち抜いたこのチームもまた、甲子園常連の選手を揃えた。大会の醍醐味でもあるナワバリに執念と言う名の挑戦を見せた練習量で、その技術を磨いてきた”シャボンバース”。全国大会の舞台でさらにその技術を見せてくれるに違いない。

 

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近畿地区代表DAY2 ぽぽじろう学園高等部3年A組

【ミラクルガールズ】

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 全国決勝大会出場で、史上初のガールズチーム。ロングブラスターの正確な狙いで相手の攻勢を止める戦略が目立つが、その根底には仲間の多岐に渡るサポートを含めた活躍が光る。とくに、ダイナモローラー、スプラマニューバ、エクスプロッシャーなど、数多くのブキを使いこなす4人目のプレイヤー・まひろ選手の活躍と、そして、それを陰で支える監督のアドバイスで、奇跡の逆転をいくつも起こして優勝を勝ち取った。メンバーは、あまり、ちんたお、きのこ、まひろ。

引用:ファミ通.com

 唯一の女性4人(?)チームでもある”ぽぽじろう学園高等部3年A組”。監督、チームメンバーと共に勝ち取った優勝は、後半の追い上げにより諦める事を知らず打開力、逆転力の高さを物語る。他地区の優勝者には見られない意外な武器たちを自在に使いこなし最後の最後まで結果を決めさせないハラハラ感を、全国大会の会場に残す事は出来るだろうか。

 

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オンライン代表 Libalent Caramari

【不屈の0.1%リベンジ】

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 前年の中国地区大会では決勝まで進むも、勝ちを確信した試合を0.1%差で落としてしまう。その後もほかの地区大会に出場するも、実力を発揮することはできず。しかし、そんな逆境にも屈せず、25000人がエントリーしたオンライン大会で、逆に0.1%の差をつけて勝利。その勢いのまま、ついに優勝を獲得したのだった。メンバーは、くろす、あとばる、ぴょん、2438学園。

引用:ファミ通.com 

 昨年のリベンジを果たすべく出場した北陸大会では初戦敗退と言う屈辱を味わった”Libalent Caramari”。数々の強豪チームを勝ち抜いたオンライン大会では、今までとは違う戦術で挑み、最後の全国大会へのたった1枚のチケットをやっとの思いで手に入れた。その勢いを全国大会でも見せてくれるのか、再び会場を沸かせる事が出来るのか。